児玉研究室@東北大天文教室
Kodama Labo @ Tohoku University

ALMA-3D:ALMA Program in collaboration with MPE/Germany et al.
 
 


ALMAの高空間分解能を利用して、形成途上銀河の分子ガスおよび星間物質の観測を行い、その空間構造と力学構造を明らかにし、銀河の形成メカニズムを明らかにしようというプロジェクト。ドイツのマックスプランク研究所(MPE)らとの共同研究で、VLTで行われた近赤外面分光観測プロジェクト(KMOS-3D)の天体をターゲットとしているためこの名がある。現在ALMAで大々的に推進しようと準備を進めている。
 

 

様々な観測データから想像される遠方の形成途上銀河の様子(例)。円盤部には星形成を活発に行なっている複数のクランプが存在し回転運動を行なっている。一方銀河の中央部にはダストや分子ガスが集中するコンパクトなコアが存在する。前者が中央に落ち込み、後者のバルジ成分が形成されていると考える事ができる。

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