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銀河・銀河団は今から100〜120億年前の宇宙で形成の最盛期を迎えたと考えられています。その最も重要な時代をまたぐ宇宙を広く見渡し、大局的な進化の描像を統計的に明らかにするとともに(マクロ的アプローチ)、個々の銀河を空間分解して詳細に調べることによって、銀河の中で起こる物理過程を詳しく解明することを目指します(ミクロ的アプローチ)。宇宙の大規模構造の成長と相まって、時代と周辺環境に翻弄されながら生まれ成長する銀河の生態を、最新の観測データとそれを解釈する現象論的モデルとによって実証的に解明します。そのため我々は様々な望遠鏡の様々な特長を生かした独創的な研究プロジェクトを推進しています。
マクロ的アプローチ:PISCES, MAHALO-Subaru, HSC-HSC, PEGASUS, RubyRush, HIMMEL, SWIMS-18, ULTIMATE-Subaru、など
ミクロ的アプローチ:GRACIAS-ALMA, GANBA-Subaru, NOEMA-3D, Spider-Webb, BEACON, ULTIMATE-Subaru、など
現象論的モデル:種族合成法による銀河の光度・色・スペクトル進化、化学進化、など
主な共同研究者
OBs/OGs
〒980-8578 仙台市青葉区荒巻字青葉6-3
東北大学大学院 理学研究科 天文学専攻
(理学合同C棟5階 S511号室)
児玉(兒玉) 忠恭
Tadayuki Kodama (Dr./Prof.)
(Rm. S511, Science Complex C)
Astronomical Institute, Tohoku University
6-3 Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8578
E-mail: kodama_at_astr.tohoku.ac.jp
Tel: 022-795-6503, Fax: 022-795-6513